木のおもちゃとボードゲームのkimi は、現在準備中です。
2017/12/28 20:11
皆さまこんにちは。
おもちゃ屋Kimiです。
本日ご紹介するボードゲームはこちら!
「キングドミノ」
実はこのゲーム、2017年のドイツボードゲーム大賞でグランプリを獲得した今年の顔とも言えるゲームです。
タイルを獲得し、自分の土地に配置して豊かな王国を作ることを目指します。
最終的には5×5マスの自分の国が出来上がります。
隣接している同じタイル×王冠の数が得点になります。(後述)
ゲームの流れとしては
①タイルを取って
②自分の土地に配置する
これだけ!
では画像と共にゲームの流れを紹介します。
まずは箱からタイルを取り出して、数字の小さい順に並べます。
表にします。
どのタイルが欲しいですか?
上にいる王様から欲しいタイルを取って行きます。
緑のプレイヤーが一番下のタイルを獲得しました。
そんなふうにして、早い者勝ちで全員がタイルを獲得したら
すぐに自分の王国に配置します。
これを繰り返します。
またタイルを数字順に並べて
表にします。
取っていく順番について
先程先着順と言いましたが、上のタイルを取れば先手を取ることができます。
なので今回は黄色のプレイヤーからです。
先程一番下のタイルを取った緑のプレイヤーが最後に残ったタイルを取ります。
取ったらまたすぐ配置します。
タイルを配置するときはどちらかの土地が接するように置きます。自分の王国があるタイルはフリータイル。どのタイルもくっつけることが出来ます。
さて次は得点についてご説明します。
こちらの王国をご覧下さい。
一見黄色い麦のタイルがたくさん並んでいます。しかしこの麦のタイルの中には王冠がありません。王冠がないタイルはどんなに多く並んでいても0点です。
同様に青い海のタイルにも王冠がないので0点です。
右上、黄緑の草原のタイル1つには2つ王冠があるので1×2=2点。
左上、緑色の森のタイル4枚には王冠が3つあるので4×3=12点。
中央右、灰色の荒野のタイル2枚に王冠が3つあるので2×3=6点
中央上の1枚だけある荒野のタイルは王冠が繋がっていないので0点。
なのでこの黄色いプレイヤーは2+12+6=18点です。
より多く繋げて、より多く王冠をゲットしましょう!
そして先程ゲームの流れで「タイルを4枚取って数字順に並べる」と言いました。
そうです。王冠のある良いタイルほど数字が大きいのです。
先手を取り次に備えるか、得点を伸ばしに行くか。
シンプルなルールながら他のプレイヤーとのせめぎ合いも魅力です。
土地や王冠がついたタイルのバランス調整もものすごくよく出来ていてプレイヤー同士の競争がより盛り上がる組み合わせで出来ています。
シンプルなルール、悩ましさ、王国を作りあげる喜び。まさに2017年のグランプリに相応しい、自信を持って万人にオススメできるボードゲームです。