お世話になっております。

おもちゃ屋Kimiです。

本日ご紹介するゲームは

2017年にドイツ年間ボードゲーム賞の最終候補３作に選ばれ、奇抜なルールに送られるイノシュピール賞のグランプリも獲得するなど今話題のボードゲームです。

その名も「マジックメイズ」

このゲームはテーマもルールもちょっと奇抜です。

装備品を全て奪われてしまった4人のヒーローがいます。

このままでは冒険に出掛けることができない…。

と、いうことで、

制限時間内に近くのショッピングモールでアイテムを盗んでこよう！というとんでもないテーマの協力ゲームです。

さっそくルールを説明していきます。

まずプレイヤーには役割タイルが配られます。

画像は３人プレイの様子です。

Nの方角を合わせます。

タイルに書かれた矢印の方向に勇者を動かすことができます。

例えば中央のタイルを持っている人が、勇者を↓の方向に動かすことができます。

黄色い勇者を動かしました。

次に虫眼鏡のマークです。

これは散策。ショッピングモールタイルに描かれている虫眼鏡のマークに色がついています。その色の勇者が上にいると、新しくショッピングモールを拡張することができます。

次にエスカレーター

エスカレーターを移動することができるのは、このエスカレーターが書かれたタイルを持っている人だけです。

次にワープ

どこにいても、その色の勇者をワープマスに移動できます。

ワープ完了！

この役割タイルが1人1枚配られます。

みんなで協力して、勇者たちを動かしながらお宝まで導きましょう！

お宝はここです。

勇者の色に対応しています。

そのマスに全ての勇者が到着すると

ジリリリリ！

警報がなってしまいます！

ワープが使えなくなってしまいました。

タイムアップになる前に、この脱出口から全員を逃がしましょう！

時間は砂時計で測ります。

砂時計の砂が落ち切ったら、ゲームオーバー。なので、途中で時間がなくなってきたら、

この砂時計マークのところまでいきましょう！

そこにたどり着くと

砂時計をひっくり返すことができます！

ただし、一度使った砂時計は2度と使えません。非常に便利ですが使い時が肝心です。

全員の勇者を逃がすことができればプレイヤー全員の勝利！

タイムアップになってしまったらプレイヤー全員の敗北です。

このマジックメイズには17ものシナリオが記載されています。

シナリオ1の〈まずは体験してみよう〉を除いて、全てのシナリオで基本的に「プレイヤー同士で会話してはいけません！」

もしどうしても気付いて欲しい時はこの赤いポーンを気付いて欲しいプレイヤーの前に差し出しましょう。

（緑の勇者を早くエスカレーターに乗せてくれ…！の図）

全てのショッピングモールタイルを合わせるとこんなにも膨大です。

それぞれの勇者の特殊能力や、タイルの設置やコミュニケーションにより強い制限を課すものまで様々。

ついつい笑いがこみ上げて来そうなこのゲーム。

ヤミツキになること間違いなしです！

拡張版のマキシマムセキュリティも発売されました！

プレイヤーの助けをするものや邪魔をするもの、みんなでそーっと協力し合ってがんばりましょう！